マンションの和室は一部屋しかなく、引っ越す前に確認をしていなかったので、仏壇を置くスペースがありませんでした。
今回は、そのスペース自体はプロの業者に頼み、スライド式の仏壇を置く台をDIYで作りました。
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押入れのつくり
一間ものの押入れが、部屋の中心から右側にあり、その左側が本来の床の間のスペースでした。
本来の床の間のスペースに穴を開けると25万円を越える見積もりだったので、押入れを改造することにしました。
押入れの桟を取る
押入れの桟を取り、壁を作りました。(矢印の部分)
内側は、シナベニヤで仕上げています。
ここまでは、入居前の段階で施工業者の作業です。
追加工事として12万円掛かりました。(涙)
自分ですると2~3万円で出来る工事ですが、廃材の処理や養生などの価格が入っているそうです。
スライドすのこ
押入れの本来の床に傷を付けないように、20mm厚のパイン集成材にV型レールを入れる溝を掘り、その上にキャスター(戸車)を付けた1×4材で作ったすのこを乗せました。
V型レールの溝はホームセンターのパネルソーを使って掘りました。パネルソーが使えない場合は、丸のこでも出来ます。
切り欠き後は組み立てるときに分かるように場所のしるしを書いておきます。
スライドすのこ2
ストッパーを付けて前に落ちないようにしています。
襖を閉められるギリギリの所まで出していますが、キャスターの位置をもう少し後ろにずらしておけば良かったと思いました。
キャスターを付ける

押入れの本来の床に傷を付けないように、20mm厚のパイン集成材にV型レールを入れる溝を掘り、その上にキャスター(戸車)を付けた1×4材で作ったすのこを乗せました。
V型レールの溝はホームセンターのパネルソーを使って掘りました。パネルソーが使えない場合は、丸のこでも出来ます。
切り欠き後は組み立てるときに分かるように場所のしるしを書いておきます。
V 字レール

V型車輪専用の戸車レールです。
9mm(幅)×6mm(高さ)、つばが無いので6mm以上掘り込むと床面はフラットな状態になります。
幅は9mmですが、9mmより心持ち小さめに掘り叩き込みます。
キャスター(戸車)

戸車は、ジュラコンという材質のV型レール専用の物を使います。ウレタン製の物が音も静かなのですが、毎日動かす物でもないのでこれで良いでしょう。
V型戸車の利点は、従来型のU字タイプの物よりブレが少なく、音も静かな所ですね。
仏壇を載せる
完成したすのこに仏壇を載せてみました。
後ろに下げた状態で、中に台を入れられるほどのスペースを確保しています。
仏壇を載せる2
仏壇を載せて前に出した状態です。
扉を開けた時に違和感がない状態になりました。