まな板の素材には、一番ベーシックな木材の他、プラスチックやゴム、セラミックやガラスなど、様々な素材が使われていますが、最近では、木材のまな板が再認識されていて、本格的な広いまな板では無く、「カッティングボード」と呼ばれている小さめのまな板が人気です。
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>まな板の素材には、一番ベーシックな木材の他、プラスチックやゴム、セラミックやガラスなど、様々な素材が使われていますが、最近では、木材のまな板が再認識されていて、本格的な広いまな板では無く、「カッティングボード」と呼ばれている小さめのまな板が人気です。
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>木製のカッティングボードは、食材を切るだけでなく、カッティングボードの上に盛りつけてそのまま食卓へ運んで皿替わりに使うのが最近のトレンドで、北欧の木材やオリーブの木など様々な種類を使った物が沢山出回っています。
カッティングボードとは、いわゆる「まな板」のことですが、一般的なまな板とはちょっと違って、簡単な調理をしたり、切った食材を盛り付けてそのままテーブルに運んだり、最初から皿替わりに使ったりと、とてもオシャレなキッチンアイテムです。
カッティングボードの形状も四角や丸、持ち手が付いていたり、長かったり短かったりと様々です。
料理の種類やその時その時のシーンによって使い分けられるように数枚持っていると便利です。
まな板用の木材としては、イチョウの木が一番良いと言われていますが、昔からヒノキやヒバなど国産の木材が多く使われています。
最近は杢目の美しさから、オリーブのカッティングボードも沢山輸入されていますが、あまり固くない木材を選ぶ方が包丁の刃先を傷めないので、おすすめです。
若い女性に絶大な人気を誇るカッティングボードを自分好みなデザインで作ります。
今回は一般的な木材として桧板を選択しました。
桧は昔から抗菌作用があることで、まな板に利用されていましたが、国内の桧材が価格が高く、外国産や他の木材が廉価で出回ったことから、最近では桧によく似たスプルースや桐などのまな板が出回っています。
自分好みのカッティングボードを作るためには、まず最初にデザインを決め、板に直接鉛筆で描きます。
今回は、分かりやすくする為に一番簡単なデザインで作ってみます。上の画像の見本を見て自分流のまな板を作って下さい。
糸鋸やジグソー、バンドソー等で持ち手部分を切断します。
今回の見本のような直線だけのデザインの場合は手ノコで切断することもできますので、状況によって判断します。
持ち手の部分を残して、周りを取り除きます。
ドリルを使って持ち手部分に穴をあけます。
この部分は、革などを使って壁に吊るすように加工します。
穴の周りの面取りをします。
当初の計画では、8mmの穴をあけて、革紐を通すつもりでしたが、その後少し大きな穴をあけた方が見栄えも良く、フックに掛ける時も革紐も不要なことが分かり、20mmに変更しました。
サンドペーパーで角を磨きます。
専用の道具を使うか、無い場合は木片にペーパーを巻いて磨きます。
持ち手部分は、持ちやすいように特に念入りに磨いてください。
角を丸く磨き、完成。
焼きごてを使って、お好みで絵や文字を入れます。
私の場合、ハッコーマイペんと言う電熱ペンで文字入れをやっていますが、ペンで書くと消えてしまうし、焼いているので味わいのある文字になりました。
亜麻仁油を塗って完成です。
あまに油(亜麻仁油)は、アマの種子から絞った乾性油。黄色、半透明で、空気中で固まり、耐水性が強い。 塗料・ワニス・印刷インキなどの原料に使われている。また、亜麻仁油は、フラックスオイルとも言われる健康オイルで、欧米では古くから健康ハーブとして知られていますが、その種子を搾って作られた亜麻仁油は、健康に必要なEPAやDHAのもとになるオメガ3系脂肪酸、αリノレン酸やビタミンなどが豊富で栄養価が高く評価されて沢山の種類がスーパーなどの食用油のコーナーに並べられています。
一般的な木工には木彫オイルなどのオイルを使うのですが、カッティングボードの場合、食品を乗せるので、食用が安全で安心なので、これにしました。
そのほかのオイルフィニッシュとしては、胡桃油(くるみ)、荏胡麻油(えごま)など自然塗料が使われています。
今後の手入れ方法としては、使用頻度にもよりますが、一般的な使用方法の場合、1ヶ月に一度ぐらいにオイルを塗り直した方が末永く使う事ができると思います。
紅花食品 亜麻仁一番搾り(アマニ油) 170g