ホームセンターで扱っているDIY用の工具です。カンナやヤスリなど木を削る道具や工具等、木工には無くてはならない道具達。ここでは、一般的なカンナの種類や、DIYに便利な削る道具を紹介しています。
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カンナ(小鉋)
カンナは、木材を平坦に仕上げたい場合に使います。
ホームセンターにあるカンナは、大工さんあたりが使っている物とは比べ物にならない程雑に出来ています。
手入れも必要としますが、素人の場合中々出来ないので、最近では替え刃式のカンナの需要も多くなっています。
豆カンナ
豆カンナは、細工物や面取りなどに重宝します。
軽いし、小さいので手も疲れませんが、安物の場合、刃が真っ直ぐ出ていない事があります。
際カンナ
際カンナは、刃が端まで出ているカンナで、建具の上部など段が付いている個所を削る時に使います。
プロが使う物は左用と右用がありますが、写真の物は、定規板をスライドさせる事で削りすぎを防止して、左右どちらでも使えるようになっています。
■大五郎 まめ鉋 右キワ (右際鉋) (18mm)
作里カンナ
作里カンナは、しゃくりカンナなどとも呼ばれていて、建具や家具の溝削り用。
定規付きの物は、一定の深さを確保して削る事が出来るので便利です。
反りカンナ(反り台鉋)
反りカンナも豆カンナの一種ですが、大きな湾曲部分の削り仕上げ用。
写真のように台の部分が反っているので凹の面を削るのに適している。革工芸をしている人たちは、これでコバを削って仕上げているそうです。
コーナープレ
コーナープレは、「ボードカンナ」とか「コーナーカンナ」とか呼ばれている商品です。
替刃式で、カッターナイフのL型の刃が使えます。
実際には、石膏ボードや薄ベニヤなどの微調整に使われているようで、その他木材の面取りなどにも重宝する商品です。
刃の出具合は固定用のネジを調整して行います。
ほぞ 面取りカンナ1枚で3倍使えます!!ホーライコーナープレ面取りH-160
罫引き(けびき)毛引き(けひき)
罫引きというのは、大工さんたちが、ほぞ穴を掘る時などに使う道具で、墨線より細い線を引くときなどに用います。
定規となる板に、細い目盛りの付いた棹(さお)が差し込んであり、この棹の先に線を罫書く罫引刃を取り付けた道具です。
罫書く板の側面に沿って、本体の板(定規板)を滑らすことによって棹の先の罫引刃が材料の表面に傷を付け線が引けます。棹に目盛りの固定の仕方は、テーパーの付いた木片で固定する方法と、ネジで固定する物などがあります。
墨線より細い線をつけますので、精密な仕上げをする場合に利用されます。
NTドレッサー
ハンドル付きのヤスリとサンドペーパーの中間的な商品で、木工の仕上げや、プラスティックのバリ取りに活躍します。
写真はS-10Pで、三角形で先が細くなっていますので、隅の処理に便利です。他にも、広い面を削るのに便利なL-30と、少し細めのM-20があります。
木くずが詰まったら、使い古しのブラシなどでこすり落としますが、削れなくなったらすべて替刃式なので、交換出来ます。
NTドレッサー
アラカン
この「フリーウェイコッピングソー」は、刃がスパイラル形状なのでどの方向にも刃を進める事が出来ます。
材質も焼きの入っていない金属(チタン・鉄・アルミ・真鍮など)ウレタン・ゴム・プラスチック・木材など殆どのものに使えます。
刃の交換の作業がいらない優れものです。
■フリーウェイコッピングソー(糸鋸) 上下左右カット、円曲線カットなどに便利!
ステイキット
サンディングブロックに、のり付きペーパーを組み込んだアイディア商品です。
このスティキットは、ロール式のペーパーを収納している頭の部分から引っ張り出して、交換がワンタッチで出来ます。
裏面にノリが付いていますので、本体からずれることも無く作業効率が良いですよ。
替えのロールペーパーは100番から400番まで9種類あります。
メーカー:住友スリーエム