私の地域の初盆のお墓には提灯を沢山灯すのが慣わしになっています。
親戚や知人から家紋入りの提灯を頂きます。
その提灯を全部お墓に灯す事が出来る提灯立てをDIYで作りました。
通常初盆でない場合の提灯は、2~3個、多くても5個程度灯すのですが、
初盆の場合は沢山灯すのでそれぞれの家庭で工夫したり、大工さんに頼んだりしています。
ネットで探しても中々UPしている人も殆どいないので、これから作ろうと考えている方の参考になればと思います。
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私の地域の初盆のお墓には提灯を沢山灯すのが慣わしになっています。
親戚や知人から家紋入りの提灯を頂きます。
その提灯を全部お墓に灯す事が出来る提灯立てをDIYで作りました。
通常初盆でない場合の提灯は、2~3個、多くても5個程度灯すのですが、
初盆の場合は沢山灯すのでそれぞれの家庭で工夫したり、大工さんに頼んだりしています。
ネットで探しても中々UPしている人も殆どいないので、これから作ろうと考えている方の参考になればと思います。
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1段に9個、3段合計27個の提灯を灯す事が出来る予定です。
高さが3mほどになってしまう為に最上段の提灯は脚立がないとろうそくの交換が出来ません。
一般的な提灯立ては滑車を付けてスライドさせて交換していますが、今回は丁番を付けて上部を折りたたむ方法を考えました。
材料はホームセンターで売っている杉の仕上げ材を購入。
サイズは、27×42mmのプレーナーを掛けている物で比較的曲がりの少ない物を選びました。
荒材でも良いのですが、荒材の場合乾燥が完全でないため製作後反りやねじれが発生したり、節が多いので使い物になりません。
価格は高いですが、「乾燥済み仕上げ材」を選びます。
本来はホゾを彫って本格的に作るのが良いのですが、今回は簡単に相欠き接ぎで接合し、ビスで留めようと思います。
相欠き接ぎの場合隙間があるとガタつきますので、少しだけ小さくカットするようにします。
切り欠き後は組み立てるときに分かるように場所のしるしを書いておきます。
幅が3mあり、現場での仮組みになりましたが、微調整をしながら、そのまま組み立てます。
図面の上から3本の横桟を組み立てます。
この桟に提灯を吊るします。
提灯吊り用の真鍮ヨートを付けます。
個数が多いと大変なので、下穴を開け作業を簡素化します。
提灯が付く中心に均等に取り付けて行きます。
提灯立ての支柱はホームセンターに売っているSPF材を使用。
サイズは、38×60mmという一般的にはあまりない物ですが、今回の工作には丁度良いサイズでした。
支柱・横桟はレベルを使って水平・垂直を確保し、仮止めします。
これは提灯が傾いているとローソクの炎が提灯に引火する可能性があるため、重要な作業です。
ブレやねじれを防止する為の突っ張りをして支柱を固定します。
この墓は、壁に直角に立っているので左側が下がっています。
支柱の長さは同じ物ですが、左側の高さが低いのが分かると思います。ここは気にしないで次の工程に進みます。
丁桟を取り付けた方が強度的には良いのですが、軽量化と簡素化を図るため端材を取り付けます。
提灯を吊るす枠を丁番を使って取り付けます。
両サイドに滑車を取り付け滑り止めの為のストッパーを作ります。
折りたたんだ時にあおり止めを取り付けます。
提灯立ての完成です。
3段目の提灯はローソクに点火してから吊るします。
スライド式の場合よりわずかな力で引き上げる事が出来ます。
ストッパーの位置を変えることで取替えの時の高さを変更が出来ます。
折りたたんだ状態です。
ローソクを交換する時以外は、この状態です。
風が吹くと提灯が揺れて危険な為、提灯の下のリングに紐を通して下の桟に固定します。
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