墓石のクリーニングについて

墓石クリーニング実践記録

墓石クリーニングの動機

義理の母の49日の法要と納骨を機会に「墓石のクリーニング」を、自分でやってみようと言う事になり、昔石塔屋さんだった親戚の力を借りて実際にやってみる事にしました。

業者に見積もりを頼むと45~50万円と言われ、元石塔屋の親戚に相談すると「指導をするから、自分でやったら?」という訳で、今回やった事も無い「墓石のクリーニング」に挑戦することになりました。

以前、ホームセンターに売っている「墓石クリーナー」を買って、やってみましたが、ほとんど効果が無く、諦めていましたが、今回本格的にやってみて、結果的には満足な状態まで出来ました。

私の住む地方の墓石の特色は、竿石(墓石の正面)の部分や戒名などに金箔で金文字にしているところですが、今回はこの金箔の貼り直しまでやる事にしました。

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墓石の種類

墓石の種類は沢山ありますが、昔は右の写真のような「唐津石」などが珍重されていましたが、現在の墓石に使われている石のほとんどは、御影石と呼ばれる花崗岩(カコウガン)です。

国産のものは産出量が少なく、価格も高くなっていて、現在では、中国、イタリア、ウルグアイ、アメリカ、オーストラリアといった世界各地から輸入されており最近ではそのほとんどを中国産が占めています。

御影石の場合、ほとんど苔は発生しないそうです。しかし、墓は地震や台風などで倒壊したり、破損したりしない限り、交換するものでは無いそうです。「ご先祖様の霊が宿った墓石を綺麗に保って供養するのが大事」と教えられました。