墓石のクリーニングをするにあたって、使った道具です。(必ず、必要と言うことではありませんが、本格的に行う場合はあった方が良いでしょう)
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墓石のクリーニングをするにあたって、使った道具です。(必ず、必要と言うことではありませんが、本格的に行う場合はあった方が良いでしょう)
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砥石は、本来6種類使うそうですが、今回は3種類に省略しました。
左・天草砥石(荒~中砥)、中央・中仕上げ、右・仕上げ砥石
仕上げ砥石はもう少し粒度が細かい石がより綺麗に仕上がるそうです。(粒度の番数については、職人さんに聞いても分かりませんでした。
これも職人用をお借りしましたが、先の細い物を一本だけしか使いませんでした。
用途は、文字を彫る時のもので、鋼が入っているものでないといけないようです。今回は文字を彫る目的ではなく、文字の中に入った、苔やごみ、汚れなどをかき出すために使いました。
カシューナッツの殻から取れるオイルが原料の油性漆(うるし)塗料。
カシューの色は、赤か朱赤と黄色(赤の場合は、どす黒い真紅になりますので、朱赤の方が明るい仕上がりになります)を使います。
文字の部分に赤はそのまま、黄色は、金箔の接着剤の代わりに使います。
ホームセンターでは、680円~800円前後で売られていますが、塗料専門店で、1800円の売価が付いていました。
これは石屋さん独特の筆で、四角い鉛筆のようになっていて、中央の芯の部分は毛が入っている。
中国筆は、周りを削って薄い板状にして使います。
使い方は、普通の筆のように「塗料を塗る」のではなく、石の中に染み込ませるようにゴシゴシ擦りつけて使用します。
塗料専門店で、1800円~2300円ほどで売られていました。
通販などで「墓石の文字補修セット」と言うものが売られていますが、あれは普通の筆なので、しばらくするとはげてきます。
この袋で、内容量は1gですが、貼る場所の面積にもよりますが、2gほどあると墓石一塔分ぐらいはあるようです。
金額は、2008年4月現在の価格で、約5,600円/1gでした。(金の相場で変動する可能性があります)
一部のホームセンターでは、金粉入りの塗料を薦めている所があるようですが、あれは、2~3ヶ月もすると真っ黒になるそうですので、止めた方がいいみたいです。
筆は、文字や絵を描くものではなく、ここでは金箔を貼るときに使います。
少し、腰のあるタイプと仕上げ用に柔らかいタイプの物。親戚の人は、面そう筆を解いて使っていました。
カシューの小分け用の容器。沢山の量を使わないので、小さな容器で良いが、写真のようにフタ付きなら乾燥するのを防げるので便利。
ペットボトルのキャップなどでもOK。
基本的にカシューは原液で使うので、うすめ液は使いません。
筆や不要な場所に付着した場合と指などに付いたカシューを取る時に使います。
カシューは粘着性が高くて、乾燥が遅いので、誤って触る事が多いので、手に付けたり、服に付いた時などに使用します。
■カシュー うすめ液 300ml