「墓石のクリーニング」の作業工程2は、カシューを塗る作業です。
カシューは自然乾燥を待ちますが、乾燥するのが遅いので時間を掛けて丁寧に行います。
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「墓石のクリーニング」の作業工程2は、カシューを塗る作業です。
カシューは自然乾燥を待ちますが、乾燥するのが遅いので時間を掛けて丁寧に行います。
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石塔前面の文字の金箔を塗る前に、接着剤の役目のカシューの黄色を塗ります。
前処理として、文字の中のカビや苔、汚れなどを取り除きます。
小分けしたカシューを文字の正面、側面、上面にもれが無いように塗ってゆきます。
注意点は、均等に凸凹に擦りこむように塗って、下の方に溜まらないように何度も繰り返し擦って塗ります。
カシューが文字よりはみ出しても気にせずに塗って行きます。
はみ出した色は最終仕上げの段階で、砥石で削り取るので大丈夫です。
下に前の塗料やカシューが残っている場合はいいですが、ほとんど無い場合や、新しく塗る場合は特に念入りに擦りこむ様に塗って行きます。
一文字塗り上げた状態です。
大きな文字の場合は、二文字ほど塗って少し乾燥を待って、次の工程、金箔貼りを行います。
乾燥の時間は、季節や天候にも寄りますので感覚でしかありませんが、触ってみて少しだけべた付く程度が最適。
あまり早い時は金箔を貼るときに筆にカシューがくっ付いてきます。
前面の乾燥を待つ間に側面の文字に赤のカシューを塗って行きます。
こちらは、金箔を貼らないので、ドンドン塗って行きます。
大雑把に塗っている様子が良く分かりますが、あまりにもはみ出しが多いと後々の作業が大変になるので、ある程度は注意を払いながら塗って行きます。